先週末の7/18-20に、シカゴ・プロ2024が開催されました。ボディビルディングやフィジークを始め、全9部門が舞台に立ち、優勝者は2024年のオリンピアへの出場権を獲得しました。
今回は、Men’s Openクラスの結果を紹介します。
目次
Chicago Pro 2024 Men’s Openクラス 結果
Chicago Pro Men’s Openクラスの結果は以下となりました。
1位 ー Mohamed Foda
2位 — Vladyslav Sukhoruchko
3位 — Tim Budesheim
4位 — Nathan Epler
5位 — Jordan Hutchinson
6位 — Stanislas De Longeaux
7位 — Sarhan Sarhan
8位 — Hassan Mostafa
9位 — Liang Yan
10位 — Reece McDonald
1位:Mohamed Foda
1位はMohamed Fodaでした。
エジプト出身の選手で、初のミスター・オリンピア出場権を獲得しました。
2位、3位の選手達と比較すると、知名度ではやや劣る選手かと思いますが、非常にアウトラインの優れた身体だと感じました。
特に上半身の立体感がとても素晴らしく、どのポージングでも華があった印象です。
また大腿四頭筋については、サイズに加えストリエーションまで確認でき、他の選手を引き離したのではないでしょうか。
2位:Vladyslav Sukhoruchko
2位はVladyslav Sukhoruchkoでした。近年頭角を表している選手で、ミスターオリンピア2022にも出場経験があります。
上半身はデレク・ランスフォードを彷彿とさせる質感で、特に丸々とした肩は、非常に迫力がありました。
一方で1位のMohamed Fodaと比較すると、大腿四頭筋のサイズ、迫力では劣っていた印象です。
またポージングによっては、腹部がやや間延びして見える場面もありましたが、ここは広背筋がさらに発達すれば改善されるかと思います。
3位:Tim Budesheim
3位はTim Budesheimでした。
ドイツ出身の選手で、高身長からなる非常に迫力のある身体でした。
大腿四頭筋については、外側広筋が発達しており、セパレーションもはっきりと確認できました。
一方で、上腕二頭筋については若干ピークが弱く、上位選手との差がついたのではと感じました。
まとめ
どの選手もサイズ・コンディションともに素晴らしく、接戦であったと感じました。
ミスター・オリンピアへの出場権を獲得したMohamed Fodaの舞台上での活躍が楽しみです。