7/27-28に、Dubai Pro 2024が開催されました。
Men’s Openクラスでは、ミスター・オリンピア常連のWilliam BonacやNathan De Ashaに加え、”Neckzilla(首ゴジラ)”として知られるRubiel Mosqueraが出場することもあり、例年以上に注目される大会となりました。
今回、どの選手が勝利を収めたのでしょうか。
目次
Dubai Pro 2024 Men’s Openクラス 結果
Dubai Pro Men’s Openクラスの結果は以下となりました。
- 1位 – Behrooz Tabani
- 2位 – William Bonac
- 3位 – Nathan De Asha
- 4位 – Rubiel Mosquera
- 5位 – Alie Edward
- 6位 – Khaled Awny
- 7位 – Aleksei Kuznetsov
- 8位 – Ali Jasim
- 9位 – Vilius Sosnovskis
- 10位 – Robin Strand
1位:Behrooz Tabani
1位はBehrooz Tabaniでした。
イラン出身の選手で、非常に完成された素晴らしい身体でした。
私自身、あまりマークできていなかった選手なのですが、彼はミロスに師事しているようです。今回のステージでは、筋肉一つ一つが生き生きとしており、かつ美しいパッケージを持ってきたという印象です。
この美しさにより、2位以下の選手との差を付け、勝利に繋がったのではないでしょうか。
2位:William Bonac
2位はWilliam Bonac でした。
やはりミスター・オリンピア常連の選手だけあり、コンディションを含めた完成度はとても素晴らしかったです。
7/7のMr. Big Evolution Pro出場時と比較しても、より優れたパッケージを持ってきたのではないでしょうか。
特に、遠目からでも分かる球体のような上腕二頭筋が印象的でした。
Behrooz Tabaniとは僅差で、どちらが勝利してもおかしくないステージだったかと思います。
3位:Nathan De Asha
3位はNathan De Ashaでした。
非常にサイズのある選手ですが、しっかりとミッドセクションもコントロールされており、どのポージングも素晴らしかったです。
非常に分厚い胸や丸みのある肩が印象的で、特にフロントポーズは、全選手の中で最も迫力がありました。
一方でトップ1、2の選手と比較すると、バックポーズを取った際のハムストリングのコンディションがあと一歩という印象でした。
“Neckzilla(首ゴジラ)” ことRubiel Mosqueraは4位入賞
“Neckzilla(首ゴジラ)”ことRubiel Mosqueraは、4位入賞となりました。
前評判では優勝を期待する声もありましたが、上位3選手と比較すると、コンディション面で大きく劣っていました。
サイズは圧巻なのですが、身体の水分が抜け切れておらず、どのポージングでも筋肉がぼやけて見えた印象です。
これは彼がIFBBプロカードを取得して日が浅く、コンテスト経験が少ないことも一因かと思います。
【関連】: Rubiel Mosqueraは、Dubai Pro直前に体調の問題を抱えていた事を明かしました。
まとめ
Behrooz Tabaniの優勝により、また一つ今年のミスター・オリンピアが楽しみになりました。
Rubiel Mosqueraにはコンディションに課題が見られましたが、これを改善することで、新時代のマスモンスターへと成長することを期待しています。