ドリアン・イェーツが「最高の身体を築くための10のエクササイズ」と「お気に入りの現役ボディビルダー」を紹介

今回はドリアン・イェーツの出演したYouTubeを紹介します。

ドリアン・イェーツについて

ドリアン・イェーツ(Dorian Yates)は、1990年代に活躍したイギリス出身の元ボディビルダーです。彼は1992年から1997年までの6年間、ミスター・オリンピアのタイトルを連続して獲得しました。

非常に高強度なトレーニングを行うことで知られており、特に分厚く発達したその背中は、ボディビルの歴史を変えたとも言われています。また彼は現役時代、メディア出演や他の選手との交流が極端に少なかったことから、“The Shadow” 「シャドウ」というニックネームが付けられました。

引退後もボディビルに関するセミナーの開催や、栄養補助食品の開発・販売も手掛けるなど、現在もフィットネス業界において影響力を持ち続けています。

ドリアン・イェーツの推奨する10のエクササイズ

ドリアン・イェーツが出演したYouTubeチャンネルは以下になります。

彼はこの動画で、以下の10種のエクササイズを推奨しています。

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  1. レッグエクステンション
  2. スクワット/レッグプレスマシン 
  3. ノーチラス プルオーバーマシン
  4. プッシュダウン 
  5. ベンチプレス
  6. フライエクササイズ
  7. ダンベル ラテラルライズ
  8. スタンディングカーフレイズ
  9. コンセントレーションカール
  10. ケーブルトライセッププッシュダウン

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ノーチラス製のプルオーバーは有名なマシンで、現役時代にもドリアンが愛用していたことで知られています。

稀に設置されているジムを見かけますが、強烈なストレッチ・収縮を広背筋へ与えることができます。

お気に入りの現役ボディビルダー

また彼は動画内で、お気に入りの現役ボディビルダーを挙げています。

Chris Bumstead(クリス・バムステッド)

クラシック・フィジークからは、Chris Bumstead(クリス・バムステッド)を挙げています。

“Well, I’d go for Chris Bumstead as not impressive in the way that probably myself and Ronnie, Jay, and so on, because we’re very big and ripped but he comes in good shape. He has very good proportions, no real weak body parts. Nice physique. So, I would say yeah, probably Chris Bumstead.” 

Chris Bumsteadに関しては、その体格やプロポーションを高く評価しているようです。クラシック・フィジーク部門の絶対王者として、他の選手を寄せ付けない圧倒的な強さを誇っており、これは妥当な評価だと言えるでしょう。

Hadi Choopan(ハディ・チョーパン)

また、オープン・クラスからはHadi Choopan(ハディ・チョーパン)を挙げていますが、やや辛口なコメントも残しています。

“The guys that’s in the Open, I mean, Hadi comes in good shape from the front, not from the back, but from the front he’s in good shape. But he’s very small, he’s a short guy, blocky, and so on.

“オープンクラスの選手たちについて言えば、ハディは前から見ると良い形をしているが、後ろからはそうではない。彼は非常に小柄で、背も低く、ブロック状の体型です。

I don’t think — no disrespect to anyone individually, but I don’t think people can really relate even if you showed that to the average guy on the street or the average gym goer that that’s the best bodybuilder in the world. I think they’d be a bit confused as to why that is.” 

個人的に誰かを非難するつもりはありませんが、普通の人が見ても、ジムに通っている普通の人が見ても、彼が世界最高のボディビルダーだとは思えないでしょう。なぜそうなのか、少し混乱すると思います。”

彼は身長169㎝で、ボディビルダーとしてはやや小柄な選手に分類されます。このため、元々は体重制限のある212クラスで活躍していました。

一方でドリアン・イェーツの活躍した1990年代には、ロニー・コールマンやケビン・レブローニをはじめ、180㎝を超える高身長の選手が多く活躍してたこともあり、こう言った印象を抱くのではと感じます。

ハディ・チョーパンについては、今年3月に行われたアーノルドクラシックにて、過去最大のサイズ・コンディションで優勝を果たしました。この時の比較審査では、身長180cmを超えるサムソン・ダウダよりも大きく見えた印象です。

個人的には、現在の彼のパッケージはミスターオリンピアに相応しいものであると感じます。

まとめ

ドリアン・イェーツの推奨するエクササイズですが、初心者から上級者まで、全身を作り上げる上で参考になるのではないでしょうか。

ハディチョーパンについては辛口な意見もありましたが、身長や迫力の問題は、今現在のハディには当てはまらないであろうと考えます。今年のミスターオリンピアでの戦いも大いに楽しみです。