ビッグ・ラミーが動画での姿を久しぶりに公開しました。こちらの投稿を紹介します。
ビッグラミーについて
ビッグ・ラミー(Big Ramy)は、エジプト出身のプロボディビルダーで、身長は175㎝、体重は134-141kgです。
ビッグ・ラミーの愛称で知られるMamdouh Elssbiay(マムド・エルスビアイ)は、その名の通り、巨大な体格と圧倒的な筋肉量でボディビル界のトップとして活躍しています。
彼は2012年のアマチュアオリンピアで優勝し、わずかトレーニング開始から3年でIFBBプロカードを取得しました。プロデビュー戦となった2013年のニューヨーク・プロで勝利を収め、その後、ミスター・オリンピアに毎年出場を続けます。2018年には順位を大きく落とし、2019年には肩の怪我により欠場するも、2020年には過去最高のコンディションでミスター・オリンピア優勝を果たしました。
さらに2021年にも優勝し、見事2連覇を達成します。しかし、2022年のオリンピアでは5位に終わり、2023年には欠場しています。
今回の投稿
ビッグ・ラミーの近影は、こちらの投稿から確認できます。
彼はバンク・ド・カイロ (Banque du Caire) という、エジプト銀行のPR動画に出演しました。彼はあまりトレーニング姿やアップデートを発信しないため、動画での姿はこれが約3か月ぶりとなります。
引退説もあり、サイズダウンが心配されていましたが、彼の上腕から前腕にかけてのバルクは健在です。正確な撮影時期は不明ですが、コンディションもそれほど悪くないように見えます。
ライティングが見えづらい映像ではありますが、やはり迫力のあるアウトラインが際立っています。
2024年のミスター・オリンピアへの出場に関して
ビッグ・ラミーは、2023年3月のアーノルド・クラシック出場以降、コンテストには姿を見せていません。
ビッグラミーは、2022年のミスターオリンピアで予想外の5位を喫しました。また、2023年のアーノルド・クラシックでは4位に終わり、近年のコンテスト結果が振るわないため、引退説が囁かれています。
一方で、彼は最近、怪我の治療や回復を目的とした再生医療の一種である幹細胞治療を受けたことが話題となりました。特に2021年以降、パフォーマンスの低下や怪我のリスクが高まっていたことから、この治療により関節や筋肉の回復を促進し、体のコンディションを改善しようとしているようです。
ミスター・オリンピア優勝者には半永久的な出場資格が与えられますが、現在39歳のビッグラミーは、ボディビルダーとしてキャリアの後半に差し掛かっています。彼の復活を願う声は大きいものの、その動向はこの治療の結果次第と言えるでしょう。
まとめ
2024年のミスター・オリンピアまで約9週間となりましたが、ビックラミーは出場するのでしょうか。
今後の彼の投稿もチェックしていきたいです。