Michal Krizo(マイケル・クリゾー)、肩の手術に成功

Michal Krizoは肩の負傷により、2024年のミスターオリンピアへの挑戦を断念することを発表していましたが、最近、肩の手術を行った事が報告されました。今回はこちらの話題を紹介します。

Michal Krizoについて

Michal Krizo(マイケル・クリゾー)はスロバキア出身のプロボディビルダーで、身長は185cm、体重は約122kgになります。

彼は、その類稀なバルクとバランスの取れた体格で、オープンボディビル界で注目を集めている選手です。これまでIFBBエリートプロとして数々の大会で活躍してきましたが、2022年にアマチュア・オリンピア・イタリア大会で優勝し、念願のIFBBプロカードを獲得しました。

その後、彼は2022年のEVLSプラハリーグでも優勝を果たし、ミスター・オリンピアへの出場権を手にします。初めてのオリンピア出場となった同大会ではその実力を示し、注目を浴びました。さらに翌年2023年のオリンピアにも出場を果たし、見事7位に入賞しています。

肩の怪我について

彼は2024年のミスターオリンピア出場を目指していたものの、今年6月、肩の負傷を理由に出場を断念することを表明しました。2024年はコンテストに参加せず、怪我の回復に専念し、2025年のミスターオリンピアを目指す予定となります。

また最近、彼は自身のYouTubeチャンネルで手術の計画を公表しました。

動画の中で彼は、「8月19日に手術を受けます。回復には最長で6週間かかる予定です。その6週間が過ぎれば、再びハードなトレーニングに取り組めるでしょう。手術の1週間後には肩を完全に動かせるようになると思います」と報告していました。

手術は無事成功

以下の投稿によると、彼の手術は無事に成功したようです。この情報は本人ではなく、ジャーナリストの「aj.kellyrobert」による報告となります。

投稿には、肩の手術を終えた直後の彼の痛々しい姿が映されています。手術の結果、1年以上にわたり2本の腱が断裂していたことが判明し、その重症度が明らかになりました。投稿では、「もし断裂した腱を抱えたままトレーニングを続けていたら、大きな問題になっていただろう」と語られています。術後は約8〜12週間トレーニングを休む必要がありますが、今回の手術により完全回復が見込まれているようです。

肩から腕にかけて大幅なサイズダウン

こちらも本人の投稿ではありませんが、手術後の姿と比較したInstagramの投稿が見つかりました。

これを見ると、肩だけでなく、腕もかなりサイズダウンしていることが分かります。彼は肩を痛めた後、ボリュームを抑えたり特定の種目を避けるなど、工夫しながらトレーニングを続けていました。長い間、完全なトレーニングができなかったため、これでようやく万全の状態でオリンピアを目指せるのではと思います。

まとめ

まず、手術が無事成功して良かったと思います。サイズダウンは見られますが、マッスルメモリーもありその点は問題ないと思います。

私自身もトレーニングで肩を痛めた経験がありますが、トレーニング内容に大きな制限がかかり、扱える重量も大幅に落ちます。トッププロであれば、尚更その影響は大きいでしょう。今後の選手としての将来を考えると、今回の選択は結果的に良かったと思います。

彼のモストマスキュラーポーズは異次元の迫力があるため、また是非見たいという気持ちが大きいです。