第70回日本男子ボディビル選手権大会が10/6(日)に開催されました。
今回の大会では、前年度まで3連覇を果たした相澤隼人選手が不在となりました。また刈川啓志郎選手や扇屋開登選手をはじめ、有望なルーキー選手が出場することもあり、熾烈な争いが予想され、非常に注目が集まった大会になりました。
今年はどのような結果となったのでしょうか。
日本男子ボディビル選手権大会の結果
今年度の結果は以下の通りとなりました。
優 勝:木澤大祐
第2位:嶋田慶太
第3位:刈川啓志郎
第4位:扇谷開登
第5位:寺山諒
第6位:加藤直之
第7位:喜納穂高
第8位:杉中一輝
第9位:木村征一郎
第10位:吉岡賢輝
第11位:須山翔太郎
第12位:江川裕二
優勝:木澤大祐 選手
優勝は木澤大祐 選手でした。
木澤選手は今年が最後の全日本出場と公言していましたが、競技歴30年にして、ついに優勝を飾りました。モストマスキュラーポーズでは、木澤選手の醍醐味である僧帽筋が際立ち、圧倒的な迫力を与えていました。
また近年の傾向通り、コンディションも素晴らしく、ここが優勝の決め手になったと感じます。
2位:嶋田慶太 選手
2位は嶋田慶太選手でした。
島田選手は、全体的なバランスと完成度が非常に高く、特にミッドセクションが印象的でしたして。腹筋の立体感と対称性が優れており、上位3選手の中で唯一バキュームポーズを披露するなど、観客を魅了いたと感じます。
また、胸の厚みも素晴らしく、優勝した木澤選手を上回る迫力がありました。全体として、細部まで鍛え抜かれた体が非常に印象的でした。
3位:刈川啓志郎 選手
3位は刈川啓志郎 選手でした。
若干22歳にして驚異的な完成度を見せ、初出場で3位を獲得しました。刈川選手の脚のサイズと絞りは特に圧巻で、ナチュラルボディビルにおいてここまで深いカットが出ている事に驚きました。
また、バランスの取れたプロポーションが非常に芸術的で、全体として美しい体を作り上げており、今後のさらなる活躍が期待される選手と感じました。
まとめ
今年は誰が優勝してもおかしくない、非常に緊迫した大会でしたが、木澤選手が念願の初優勝を果たしました。
全体を通して、ベテラン選手たちに加え、近年は若い選手たちも台頭してきていると感じます。特に扇谷開登選手の4位入賞は注目すべき点で、個人的にも、今後の活躍を大いに期待しています。 来年も波乱の展開が予想されます。